新年明けましておめでとうございます。
一昨年末の「自己都合解散」で森友・家計や日報隠蔽の追及をかわそうとした安倍内閣は、昨年もウソとごまかしの国会答弁を貫き、国会と国民を愚弄する姿勢をとり続けました。辺野古新基地問題では、圧倒的に示された「新基地ノー」の沖縄の民意を踏みにじり、沖縄防衛局が法務省に権利の「救済」を求めるといった茶番で、建設を強行しています。原発事故問題では、生業の支援がないままに避難指示を解除し、東京電力の賠償義務を免罪するばかりでなく、原発の再稼動をごりおししています。外国人労働者受け入れ問題では、研修生の7割近くが最賃以下の待遇であり、長時間の残業を強いられている実態を隠したまま、衆議院で法案裁決を強行しました。消費税問題では、「還元クーポン」とか「ポイント・キャッシュバック」とか、「いっそ増税しないほうが良い」とまで言われています。9条改憲に突き進む安倍内閣は、臨時国会への自民党案の提示を断念したようです。19春闘は、貧困と格差の拡大を食い止め、ウソやごまかしのない政治を、平和で民主的な日本を取り戻すための重要なたたかいとなります。
ともにがんばりましょう。
執行委員長 松田 隆浩