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3・10 バス関連支部(京王新労組)京王電鉄本社ストライキ行動

   

 バス関連支部は2月9日に要求書を提出し、組合主張を行い、3月4日に第一次回答を受けましたが、コロナ禍による輸送時委員の減少で昨年に続いて大変厳しい内容でした。       

 そして9日には第二次回答を受けました。しかし、定期昇給は実施するとしましたが、一時金は20%のカット回答です。

 バス関連支部からはバス事業の厳しい収支は認めるが、こんな時だからこそ溜め込んだ利益を崩して企業としての社会的責任を果たすように主張しました。会社が資料として示してきたのは電鉄バス株式会社(電鉄の子会社)の貸借対照表でした。子会社に溜め込まれている利益はすべて事業で使っている土地や建物に化けているとのこと。簡単に言えば取り崩せる溜め込みはないと。ようするにその他の利益は親会社電鉄に吸い上げられているということです。回答を変わらず交渉は打ち切られ、やむを得なくストライキに入ることを通告しました。

 今回も春闘の「見える可」を求めて京王電鉄本社前でのストライキ集会に取り組みました。コロナ禍で要求も行わない組合があるなかで、コロナ禍だからこそ声を上げようと、春闘を広くアピールするためにオープニングにうたごえの大熊氏によるギターと歌声でバスを待つ乗客、買い物客や通行中の方々が足を止めて注目を集めました。

 行動では主催者を代表して佐々木委員長が冒頭、ロシアの暴挙に抗議し、春闘では「コロナ禍だからこそ声をあげよう」と通行人や聞き入る人たちに呼びかけました。建交労中央、都本部と挨拶を受けたあとに国民春闘共闘、東京春闘共闘、三多摩春闘共闘から代表者が参加し、それぞれロシアの蛮行に抗議し、平和な世界を訴え、春闘を盛り上げようとの表明がなされました。また、運輸の仲間として、航空連、地域のからにある医療組合、そして京王新労組支援共闘会議から支援の挨拶を受けました。

 行動後には支部は電鉄本社に交渉に入り、コロナ禍でエッセンシャルワーカーである労働者の生活に京王電鉄が責任を果たすように要求書を提出。しかし、溜め込んだ内部留保があるものの京王電鉄事態の収支が悪いことを主張し要求への回答はなされませんでした。

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